5月13日、深圳で開催された China International Battery Fair 2026 の会場において、世界をリードする新エネルギー向けスマート製造ソリューションプロバイダーである LEAD は、国家級のエンボディドAI(身体性知能)プラットフォームである Beijing Humanoid Robot Innovation Center と戦略的協力協定を締結した。
両社は、新たな生産力の発展を見据え、産業用スマート製造の豊富な知見と最先端のエンボディドAI技術を融合させることで、人型ロボットの研究開発段階から産業現場への大規模導入を加速する。これにより、新エネルギー産業をはじめとする先端製造業の発展モデルを再構築していく方針だ。
調印式には、LEADグループCEOの Wang Lei 氏をはじめ、北京人型ロボットイノベーションセンターの市場責任者など、双方の経営陣が出席した。
現在、世界のスマート製造は新たな変革期を迎えており、エンボディドAIと人機協働は次世代産業高度化の中核テーマとなっている。製造業では、より高度な自動化・柔軟化への転換が急速に進む一方、新エネルギー産業では複雑な工程や厳しい生産環境への対応が求められている。そのため、高い柔軟性と適応性を備え、危険作業や反復作業を代替できる知能化プラットフォームへの需要が高まっている。
こうした中、人間に近い作業能力と高い環境適応力を持つ人型ロボットは、その課題を解決する有力な手段として期待されている。

LEADは長年にわたり新エネルギー分野の高度スマート製造に注力し、サプライチェーン全体をカバーする装置技術、製造プロセスのノウハウ、そして豊富な産業導入実績を蓄積してきた。生産現場の課題を深く理解するとともに、優れたライン統合能力と大規模量産導入能力を有している。
一方、北京人型ロボットイノベーションセンターは2023年11月に設立され、2024年10月には中国工業情報化部と北京市人民政府の共同支援により「国家・地方共同建設エンボディドAIロボットイノベーションセンター」として正式発足した。エンボディドAIロボットの基盤技術研究と産業エコシステム構築に特化した中国初のイノベーションセンターであり、人型ロボット本体、ソフトウェア・ハードウェア基盤アーキテクチャ、エンボディドAI大規模モデルに至るまで、フルスタックのコア技術を保有している。卓越した研究開発力と業界を牽引する技術力を強みとしている。
双方の強みは高い補完性を持ち、戦略的方向性も一致している。今回の提携により、「スマート設備×人型ロボット」の新たな時代が幕を開ける。今後、両社は以下の4つの重点分野を中心に連携を深めていく。
1.現場融合による産業実装の推進
新エネルギー産業の製造現場に深く根ざし、「先端製造設備+人型ロボット」の統合ソリューションを構築する。エンボディドAIを実際の生産ラインへ導入し、その活用領域を高度製造分野へと拡大。生産物流から設備保守・運用に至るまで、全工程における人機協働の実現を目指す。
2.デジタル・インテリジェント基盤の構築
汎用産業および新エネルギー分野向けの産業データ収集センターと知能進化システムを共同で構築する。製造現場に蓄積された膨大な工程動作データを活用し、エンボディドAI大規模モデルやマシンビジョン技術と組み合わせることで、模倣学習および汎化学習を推進。ロボットが製造現場で求められる高精度、高スループット、高安定性に迅速に適応できるよう支援する。
3.標準化の推進と産業エコシステムの構築
人型ロボットのソフトウェア・ハードウェアに関する業界標準の策定を共同で推進し、業界標準の不足を補完する。また、技術革新と産業サービスを支えるプラットフォームを構築し、産業界の連携を強化。エンボディドAI産業の標準化、大規模化、エコシステム化を後押しする。
4.製造設備の強みを活かした量産化支援
LEADが有する先端製造設備とスマート製造システムの強みを活かし、人型ロボットの主要部品およびロボット本体の量産製造・販売を支援する。高度な製造技術を通じて、エンボディドAI産業の発展を力強く後押ししていく。
今後、LEADと北京人型ロボットイノベーションセンターは、技術革新を通じて新たな生産力の基盤を強化し、スマート製造とエンボディドAIの融合領域をさらに拡大していく。
そして、あらゆる先端生産ラインに「賢い頭脳」と「器用な手」を備え、人とロボットが協働し、共に進化する新エネルギー高度スマート製造の新時代を切り拓いていく。